7月13日 サグラダファミリアとサン・パウ病院とシェスタ
たっぷりしっかり8時間寝たものの、やはり朝早く、4:00には目が覚めてしまいました。
ホテルの部屋がキッチン付きには移動できないことが確定したので、やっと荷物をほどいて部屋に配置して暮らしやすくしました。
食器が小さなコーヒーカップ2個とガラスコップ2個だけなので、使い捨てでもいいから買おう。
キッチン付きのつもりだったから、朝食もつけてません。早起きしてお腹もすいて来たので、とりあえず、日本から持ってきたインスタントうどん食べました。外国旅行のときくらいしかカップ麺食べませんが、年々美味しくなってますね〜。
9:00になってタクシーでサグラダファミリアに向かいます。タクシーは朝からランブロス通りにたくさん走ってます。
見えて来ました。
まだ予約した時間に早いので、はやる心を抑え、とりあえずサグラダファミリア目の前のタパスのお店に入りました。
ここでタパス一点とサンドイッチとコーヒー。タパス頼んだらパンコントマテが付いて来たのでサンドイッチはいらなかったですね。
でもタパスに必ずパンコントマテが付いてくるわけでもないので、難しいですね。
さてついにサグラダファミリアに入場です。
日本で予約していきました。
バルセロナウォーカーというサイトで予約の仕方が詳しく書いてあったので助かりました。
ここが予約してある人の入場口
すぐに入れました。
中は柱が森のようです。
今まで見た他の教会内部とはまるで違っています。
ステンドグラスからの光が様々な色を作り出しています。
天井が面白くて、ずっーっと上を見ていたので首が痛くなりました。
たくさん写真は撮ったのですが、きりがないし、実際に見なくてはわからないものだから、ちょっとだけにしますね。
しばし、内部の探索をした後、エレベータで塔の上に登ります。
エレベータは二ヶ所有りますが、私達は生誕のファサード側のに乗りました。ここも時間指定の予約してあります。
朝一なのでエレベータはまだ空いてます。
エレベータガールのお姉さんが英語ですか?スペイン語ですか?と聞いてくれて、私達ともう一組しかいなかったのですが、その人たちはスペイン語。私達は当然仕方なく英語。
ところが、夫がジョークで日本語が一番いいけどね、と言ったら、日本語でガイドをしてくれてびっくりしました。
さすが、サグラダファミリアです。バルセロナに来てここに来ない人はいないくらいの場所ですもんね。
さて、一番上まできました。
まだ空いてるので、ほんとうにゆっくり見ることが出来ました。
下まで400段の狭くて、ぐるぐるの階段を降りながら、サグラダファミリアを内部からじっくり見ました。
工事中の所などしっかり観察出来ますよ。
下まで戻ってきて、さらに内部をじっくり見ます。
美術館みたいなところがあって、中にはこんな素敵な椅子が。
ガウディがデザインした教会の椅子だそうです。
いすの後ろ側に板が渡してあるのは何だろうと思って聞くと、後ろの人が膝まずくためだそうです。
良く考えてありますね。
池越しのサグラダファミリア
条件が揃えば逆さサグラダファミリアが見えるみたいですね。この日は無理。
この池の後ろ側はこんな普通のアパート。
いつも人が押し寄せるこんな所に住むなんて、嫌じゃないのかな。
じっくりサグラダファミリア堪能してから、ここから道が斜めにまっすぐ伸びてる先のサン・パウ病院に行きます。
ガウディと同時代のモデルニスモ建築の代表的な建物です。モデルニスモとはフランスでいう、アール・ヌーボーのスペイン版のことらしいです。
道の先に見えてます。ゆっくり歩いて15分くらいだったかな。
サグラダファミリアに比べて全然人が居ません。
ものすごく広い敷地に何棟もの建物が建ってます。
その建物は地下通路で繋がってます。
病院っぽいタイル張りの建物もあります
ここは手術室の床
そうじしたりするのに便利になってました。
とにかく凝った可愛い建物がたくさんですが、もとが病院という先入観でしょうか。
夫も私も、ここで亡くなった方や、病気で苦しんだ方の念というものを何かしら感じてしまい、重苦しさがありました。
確か、2004年まで現役の病院として使われてたそうです。
一番凝った内装の建物はここです。
まるで宮殿のようでした。
又歩いてサグラダファミリアの方に向かいます。
途中でお昼ご飯。
道路の真ん中の遊歩道にはたくさんカフェみたいなお店が出てます。その中の一軒でお昼ご飯。
ベーコンエッグみたいなのとコロッケみたいなの。
それにサラダ。美味しかった。
ここのカフェからはサン・パウ病院もサグラダファミリアもどちらも見えてました。最高の場所ね。
ホテルは地下鉄の駅のすぐそばなので、時間があるので帰りは乗ってみました。
遠くはないのですが、一度乗り換えがあり、その乗り換えの歩きがけっこうありました。電車に乗ってる時間より長いかな。
それに、地下鉄の構内が暑かった。暑さで参った。
若ければともかく、もう地下鉄は使わない。暑さで倒れますもん。
ホテルまで戻り、ホテルの目の前のスーパーに。
本物のオレンジを絞ってくれる自販機でオレンジジュース買いました。
近くにいわゆる100均屋さん的なおみせを見つけたのでそこで使い捨てのお皿やコップなど色々買い込みました。
そしてホテルに戻り休憩。
サグラダファミリアの階段とサン・パウ病院への往復が効いて、足がガクガク。すでに太腿が筋肉痛です。
ベッドで横になると ものすごい眠けが。
どうしても起きられず完全にシェスタ。
3:00ぐらいから6:00位まで断続的にですが、がっつり寝てしまいました。
その間夫はテレビでツール・ド・フランスの生放送ライブを発見して楽しんだそうです。
この午前中観光、午後シェスタとツール・ド・フランス鑑賞は今後毎日の日課になりました。
このホテルの便利さを痛感しました。途中で休みに戻れるのは最高ですね。
スペインでの夕食の時間はかなり遅く、九時からが普通らしいのですが、我々そんな時間までは待ってられません。昼から通しでやってる店もあるし、中には七時くらいからやってる所もあるのでそういう所を探します。
七時半から入れる所を夫が予約してくれました。
まだ時間があるので、歩いてすぐのカタルーニャ広場にあるデパートでウィンドウショッピング。スーパーもあるし、お土産はここで最終日にまとめて買えば良さそうです。
さて、そろそろ時間が良さそうなので、レストランに向かいます。
タクシーで行きました。
モンジュイックの丘方面にあるエル・ブジのタパスのお店カサ・デ・タパスに行きました。
日本でやはりエル・ブジのディス・フル・タールを予約しようとしたのですが負けてしまって取れなかったので、夫はここに期待してた模様。
夫は前回のバルセロナの旅で全く美味しいものに巡り会えなかったらしいので、今回こそは!という期待が・・・
完全に外れてしまいました。
最初に頼んだ生ハムとロシアンサラダ。
生ハムは今まで食べたもので一番美味しかったと言ってましたが、あとがダメでした。
このロシアンサラダは、ポテトサラダなんですが、どうにも生臭い。食べれなかったです。
パンコントマテは別にわざわざ注文。生のトマトとニンニクが付いてきて自分でこすりつけます。
サラダをもう一つ頼みました。まぁ普通。
牛肉のなんか煮込みみたいなもの。もう、どんな味だったか忘れましたが、美味しくはなかったなぁ。これに私は炭酸と夫はカバとワインで約70ユーロ。日本円で1万円位かな。とても高く感じました。
この後はタクシーで大混雑のカタルーニャ広場、ランブロス通りに帰りホテルに戻りました。
スペインの女の人ってなんか怖い。無愛想なんだけど。男の人の方がフレンドリーな感じがします。たまたまでしょうかね。
バルセロナ テロの事
ここまで書いたところで、バルセロナで大きなテロが起きてしまいました。
その場所がまさに私達が毎日歩いていたランブラス通り。ホテルの目の前。そこを歩かなかった日はないというぐらいです。
旅から戻って一月もたってません。あのランブラス通りの人の多さはものすごいものです。毎日がお祭りのような人の多さでした。
あそこに車が突っ込んだなんて恐ろしい事です。
私も外国に行くときは、最近はいつもテロに遭遇したらどうしようかと頭をかすめます。
でも、気にしてたら何もできないと思い、こうして旅に出かけてますが、さすがにびっくりしました。
亡くなられた方も10人以上、けがをされた方も100人を超えるようです。
あの人混みに車が突っ込んだとしたらそうなるでしょう。
ほんとうに人ごとではない、無差別テロのおそろしさを感じました。
亡くなられた方のご冥福をお祈りします。けがをされた方々は、早く良くなられることをお祈りします。
7月12日 初日のバルセロナ探索
さて、まずバルセロナに到着しての感想は、とにかく暑い!日本も暑いけどバルセロナも暑い!
日本なら暑ければ引きこもってればいいけど、せっかくここまできて引きこもってるわけにもいかないので、せっせと歩いた結果、2人とも熱中症気味になりました。
しかもとんでもなく人が多いし、今度は真夏の旅行はやめようと思いました。
ホテルのフロントに荷物だけ預かってもらって出かけてみました。
簡単に書きましたが、このホテルのフロントの女性の英語が聞き取れないのなんの。
英語を話してるとはわからなかった。さっぱりです。スペインなまりの英語手強いぞ。
とりあえずほとんどろくなものを食べてないので、まずは
ブランチ的なものを食べようと、ランブラス通り沿いにあるサン・ジョゼップ市場へ。
こんな感じで賑やかでカラフルなお店が並んでいます。観光客でいっぱいでした。
その中の一軒のタパス屋さんで食べてみました。
ポテトのオムレツ、パンコントマテが付いてきました。それとムール貝。夫はカバ、わたしはレモンティー。
味は悪くなかったのですが、ちょうど店の料理の準備中だったこともあり出てくるのに時間がかかった事と、店の中で夫婦らしい2人がケンカしてるしで、なんかあまりいい感じはしなかったです。値段も観光客値段なのか、結構高かったな。
サン・ジョゼップ市場はホテルからすぐの場所なんですが、その後行くことは無かったです。
一旦ホテルに戻り、ロビーで無料のコーヒーやお水飲んで涼みました。
このロビーは便利。
その後、ホテルのすぐ裏手にあるカテドラルなど、ゴシック地区の散策。
ここはこれから何度も歩きます。
バーゲンシーズンで服や靴などなんでも安くなっていて、それで又人も多かったのかな。
夫は帽子、私はネックレスとブレスレット買いました。服も欲しかったけど、Sサイズでも私には大きかった。
こんなカラフルなお店が。かわいい。食べたら大変だけどね。
2:30になって、やっとチエックイン。
まぁなかなか綺麗で、広い部屋で、2人がスーツケース広げても十分な広さ。
ただ今回私はキッチン付きのへやを予約したのに、キッチンがない。がーん!
今回はNHK BSの「チョイ住み」シリーズみたいな旅にしたかったので、最初からキッチン付きが条件で探したホテルでした。私達夫婦はこのシリーズ大好き。あんな旅がしたいと思ってました。
予約の画面でキッチンに用意してあるものもきちんと確認して、鍋やフライパン、食器もありパーフェクトキッチンという説明があったので、安心してました。
なのに、いざ着いたらキッチン無しの普通の部屋。
夫が交渉してくれましたが、とにかく部屋が満室の時期でダメでした。
シタディーン・ランブロスに泊まる方は注意です。
このホテルにはキッチン付きと普通の部屋のふた通りがあるので、クラシックルームというのは、キッチン無しだそうです。
それでもエクスペディアで予約したそのホテルの説明のところにはキッチン付きと書いてあったので、納得いかず。ホテルの予約はブッキング・コムだったかな。
でも、そう書いてあったら信じますよね。
残念でした。
部屋自体は良いのにね。キッチン付きの部屋で旅行の計画を考えていたのでなかなか諦めがつきませんでしたが、どうしようもない。それにしても残念。
とにかく、熱中症気味だったので、涼しい部屋でしばらく休みました。
休んだらキッチン付きじゃ無かったショックもだいぶ和らぎ、少し元気になって、早い時間でもやってるレストランを探して、又お出かけ。
夫が色々調べて、レイアール広場にあるラス・キンザ・ニッツというレストランへ。まだ4:30頃だけど、我々には晩ご飯です。
外国でメニューを読むのはいつでも大変。
スペイン語でなんてまるで不可能。英語版でかろうじてなんとか注文。
サラダとイカリング揚げとミックスパエリヤ。夫はカバと赤ワイン。私はいつものように炭酸水。
なんかおおらかなお店とでも言えばいいのでしょうか。持ってきたワイングラスが汚れてたのでテーブルクロスで拭くウェイター。おいって感じ。
でも、ワインがグラスにちょうどいい量の時、びんには残り少しだったので、残り全部、並々と注いでくれたので文句言えませんね。
ところが、サラダの中にはこんなものが。かわいいカタツムリ。
日本じゃありえないね。
スペインで初めてのパエリヤ。
なんか。
料理上手な夫がいつも作ってくれるパエリヤの方が美味いな。
そしてこのレイアール広場の真ん中にはガウディの作品があります。
ガウディが若い頃にデザインした街灯だそうです。
初めて接したガウディ作品になりました。
今も現役だそうです。
部屋に戻ってシャワー浴びて寝ました。今回は薬局で手に入る睡眠導入剤を飲んで寝ました。
いつも最初の数日間時差に苦しむので。
これはとっても役に立ちました。
睡眠って重要ね。
8:00に寝て4:00までバッチリ、8時間睡眠。
このころのスペイン、夜9時過ぎてもまだまだ明るい。ランブラス通りにはまだまだ人がたくさん。
でも、へやは静かで、本当に部屋自体は良かったです。
7月11日 スペインに出発
7月11日スペインに向けエールフランスにて出発。
夜の10:50発が一時間遅れ。もうほとんど12日です。
この日はとっても混んでいて、座席が4列の真ん中しか空いてなくて、しかも夫婦別々の場所でした。さすがにそれは嫌なので、一緒にしてもらいましたが、きつかったな〜。
フランスがバカンスに入ってるので、とても混んでますと言われました。
JALのさくらラウンジが使えて、離陸までの数時間はゆっくり過ごせました。
ここで顔洗ったり歯磨きしたり。
遅い時間なので機内食もパスして、ひたすら寝る努力。映画もあまりいいのやってなくて、
ずいぶんヒットしてたけど良さが私にはわからんかった。日本語で見ちゃったからかな。
ラストでそうそうたる役者さんたちが本当の姿になる所だけが見所でした。
長い長い12時間。出発は1時間遅れたけど、パリには15分遅れで到着。パイロットさん頑張ったね。
入国審査ははすんなりでした。
乗り継ぎ時間の間はエアフランスのラウンジでお化粧したり、軽く何か食べたり飲んだり。
夫が持っているデルタのゴールドカードのおかげでものすごく楽してます。エコノミーでもラウンジが使えるのは最高です。
あとでANAのカードも調べたら、同じサービスを受けれるカードはものすごく高かった。
デルタのゴールドカードは持っとくべきですね。2万円の元がすぐ取れます。
7:25にバルセロナに向け出発です。
この小さい飛行機も真ん中の席で夫婦別々でしたが、私の隣の窓際には誰も来なくて、移動して寝てました。軽いサンドイッチと飲み物が出たようですが、これもパスして寝てました。
予定よりほんの少し遅れてバルセロナ到着。
今まで公共交通機関で失敗ばかりしてるので、タクシーでさっさとホテルへ。30分もかからずランブロス通りへ。36ユーロ。
後で分かった事ですが、空港からのバス停がすぐ近くのカタルーニャ広場に着いたので、ちょっともったいなかったですね。
バルセロナでのホテルはシタディーン・ランブロス・バルセロナという、バルセロナで一番賑やかな通りのど真ん中にあるホテル。最初から最後までここを拠点として動きました。
これは本当に便利ないいホテルでした。
ちなみにスペイン語ではシタディーンではなくて、シタディネスみたいです。
次のブログからやっと本題入ります。長くてごめんなさい。
ガウディの建築を巡るバルセロナの旅
7月11日から19日に念願だったバルセロナに行ってきました。この旅のことを書きます。
去年は体調があまりに悪くて、どこにも出かけられず、完全に引きこもり状態でした。
だいぶ体調回復した今年こそ!と、何十年も前から行きたかったスペイン。その中でも行かなきゃ見れないガウディの建築を見てみたいと思いました。
直前の狭心症発作は心配でしたが、行きたいが勝ちました。
7月11日の夜遅く出発で、バルセロナへは12日の朝着でした。
その日から帰るまで、少しづつ書いて行きます。
7月11日 スペインに出発
7月15日 コロニアルグエル教会とモンセラットとクアトロガッツ
7月17日 お買い物の1日。さよならバルセロナ
第4回たかはしたかこ染色作品展のお知らせ
清川泰次記念ギャラリー内の世田谷区民ギャラリーにて作品展やります。
いつものところです。
初日の9日は午後からです。
みなさまのお越しをお待ちしています。
とにかく個展やります!
肩が完全ではないにしろずいぶん良くなりました。もう1年と半年くらいたつのかな。長いな〜。
ところが肩が治ってきたと思ったらなんと救急車にのってしまうという事件が起きました。
前から時々狭心症の発作はあったのですが、もらっていたニトロをなめるとすぐに収まる程度だったのが、パソコン教室での授業中に大きな発作が起きてしまい、救急車騒ぎになってしまいました。
大きな病院で検査した結果は、とりあえず今は経過観察。はっきりとしません。アレルギーがあってCTとるのにリスクがあるので。
ただ、LDLコレステロール値がかなり高いので下げるようにがんばらなきゃなりません。
まぁとにかく次々と身体に異変が起こってますが、今できることは今しとかないと、死んじゃうかもしれないじゃないですか。
で、染色の個展します!
2年半ぶりくらいかな。
その間ほとんど染色の活動できてなかったので、過去作半分、新作半分、しかも新作といっても小さなものばかりですけどね。
次のブログで詳細書きます。