ぽわぽわ めぐる季節

初めての染色作品

2006年の10月から、娘が通っていた中学校の保護者向けの染色講座に通い始めました。

きっかけは9月に行われたその学校の文化祭での染色展。

いつもなら通らない方向の道だったのに、その日は誘われるようにして通った先に染色の展示がありました。

始めて見た染色というもの・・・
講座案内で染色というのを目にはしていたものの、実際に見たそれは、想像していたものとは全く違っていました。
繊細で美しく、初めて見る透明感のある世界でした。

食い入るように繰り返し何度も見て、でも、良く考えてからと思って、いったんはそこを後にしましたが、校門をでて100メートルも行かないうちに引き返し、そのまま染色講座の申し込みをしました。

その頃は私生活で苦しい時期でもあり、何か自分を変えるものがほしかったこともありました。

染色に何か運命的なものすら感じていました。

そして10月に入って講座が始まり、先生に手取り足取りで教えてもらった第1作

構図は先生のもので、染色のやり方の基本を学ぶものです。

やってみると、かなり細かい仕事が多く、相当根気がいるものだとわかりました。
特に難しいのが蝋です。
つけた色をもうそれ以上色を入れたくないところに蝋を入れて行くのですが、これが難しい!
これは今でも難しいです。

染色の詳しい描き方はまたいずれ。

少しずつ過去の作品をUPしていこうと思います。