ぽわぽわ めぐる季節

イギリスの旅 5日目(後半) バイブリー周辺、コッツウォルズの村でのんびり?と

さて、やっとバイブリーから出発します。
目指すは「ボートン・オンザ・ウォーター」

コッツウォルズで一番美しいところという人もあれば、人が多くて騒がしくてダメ、という人も。
自分の目で確かめてみるしかありませんね。

カーナビに入れたお任せの道で行くと、結構考えていた道じゃなくて、通な道を取って行きます。途中の名もなき村、いやガイドブックに載ってないだけですが、とってもかわいい家々が時々現れます。

まるで北海道富良野のような、なだらかな丘陵地、牧草地がどこまでも続いています。
その所々に木があり、農家が点在し、牧草を積み上げた風景が続きます。

ボートン・オン・ザ・ウォーターはバイブリーからすぐでした。30分かかってないと思います。

人の多さにびっくり。
ただ、外国からの観光客というより、イギリスの観光客か、近くの街の人たちの憩いの場所的な感じがしました。
観光というよりは街の中心を流れる浅い川で子供を遊ばせたり、芝生に寝転んでのんびりして過ごしてる人が多かったです。

ここにはモデルビレッジやら、自動車博物館やら、バードランドといった見どころも多いのですが、我々夫婦はあまり興味がなく、ただ散歩したのみです。
ただ、めったに買い物などしない夫が羊革のジャンバーを買いました。
いつも息子へのお土産に困るので、19歳の息子にもシンプルな革ジャン買いました。
たぶん安いんじゃないかな。半額くらいで2着で4万くらいでした。

その後どこかのホテルのイタリアンレストランで昼食。

パニーニとパスタ。
ここらは蜂が多いんですね。
外は気持ちいいけど蜂が寄ってきます。
スワンホテルで学習しました。


のんびり過ごしてたら3時です。
そろそろ帰ろうかと思いますが、バイブリーにはほとんど夕食を食べるところがないので、どこかの街で食べることに。
バイブリーから一番近い大きな街がサイレンセスターという街です。
ガイドブックにはローマ時代以来の古都なんて書いてある。
ここを目指します。


このころ私は日本食のことはなんて考えもしなかったのですが、何かの時、夫が「うどんが食べたい・・・」などとつぶやき、それから、頭からうどんが離れなくなりました。

こんな所でもしうどんがあったとしても、だしが効いてないただの醤油味のおかしなものに決まってます。それでも、今食べたい!!!うどん食べたい病になってしまった〜!!

うどんは無理でも、カップ麺ならどうだろう?何かあるんじゃ?と、しばし探し回りました。
サイレンセスターでまず回ったのがスーパーマーケットやら、高速のパーキングエリアにあるお店。
意外と無かったですね。うまそうなカップ麺。
それでも幾つか買い求めてから、夕食の場所探し。
頭はすっかり麺を求めていますから、ガイドブックでも何か東洋風の店探し。
フォーとかいいんじゃないか?とか、中華はどうか?とか。
結局決めたのがタイレストラン。
ここに決めましたが、オープンは5時半。まだ時間があります。
それまでサイレンセスターの街を少し散歩します。

古都なのはバースと一緒ですが、バースがかなり一生懸命昔のままの景観を残そうとしてるのに反し、この町は昔の街を残しつつも今を生きていこうとしてる感じです。
バースはきっと看板なども制限されているのでしょう。
そこが世界遺産となる街なんですね。
イギリスでどこでも思ったことですが、街の景観を害するおかしな看板やら、のぼりやらがまったくない。
ロンドンでも、ここの建物はいったい何だろうと思うほど、大きな看板みたいなものはなかったですね。



ところが、うろうろしてたら、なんと「UDON」の看板を発見!隣には「SOUSHI」の看板のレストランが。
こ、これはもしや?!確かにうどんと寿司のお店でした!メニューを見ると餃子もあった。天ぷらもあった。



こわくて、はいれませんでした・・・・



散歩も疲れてきたので途中でコーヒー飲んで、

やっとタイレストラン、「タイエメラルド」というお店に。
他に客はいなくて貸し切り状態。



まずお通しみたいなえびせんべい。これが一番おいしかった・・・

タイカレーと春巻きとトムヤムクンスープ。



タイカレーはむちゃくちゃ甘かった。変な後味。
スープは私には辛すぎたし、イギリスで食べるなら、イギリスのものってことかしら。
シアトルで食べた麺も変なものだったしなあ・・・



でも、私たちにはさっき買ったカップ麺がある!



夕焼けのバイブリーが見たいと夫。
急いで帰ります。

なんか、ここは谷間なのか夕焼けの日は届かなくてただ暗くなっていくのみでした。
静かなバイブリー。


一人で佇んでいたら、通りがかりのバイクの一人旅の青年がGood evening!と声をかけてくれました。アメリカ人だな、あれは・・・


さて、バイブリーコートの部屋で食べてみたこれらのカップ麺(どんだけ買ってるんだ!)

この世のものとも思えぬまずさでした。
特に、夫がカレー味なら間違いないだろうと2個も買ったカレー味が最悪。


すぐに麺がドロドロになるし、だし的なものがまったく効いてないので味が塩だけな感じ。


もし、どうしても食べたければ、日本から持っていくべきですね。
もう、絶対に買いませんとも!ええ、絶対に!



あの、UDON・・・うまかったのかな?