ターンハウズ、グラスミア、アンブルサイドへ
いつものホテルの朝ごはん。
イギリスではやはり紅茶がうまい。そして、なんでもない、薄いカリカリのトーストがおいしいんです。なんでこんなにおいしいんだろ。空気かな。
湿度の関係かな。不思議です。
今日は私は菜食主義者のプレートにしました。
これは軽くてよかったです。気に入りました。
おいしいんだけど、普通のイングリッシュブレックファーストは重すぎます。
夫はエッグ・ベネディクト。イングリッシュマフィンの上に半熟卵が乗ってます。
これもおいしいですね。
今日はアンブルサイドの町歩きとグラスミア湖散策と、できたらコニストン湖の近くにあるターン・ハウズという湖に行ってみたいと思ってました。
どこから行こうか決めてませんでしたが、どうしても行ってみたかったターン・ハウズから。あまりガイドブックにも載ってないし、どうかな?と思ってたんですが、あの私の大好きな映画「ミス・ポター」の撮影地だということで、見れたらいいなあと思ってたんです。
普通の交通機関では行けそうもないところです。
レンタカーのおかげで連れて行ってもらいました。
ものすごく狭い山道をドキドキしながら通っていきます。
昨日入会したナショナルトラストのマークをウインドウに貼ってます。
これで、ナショナルトラストの駐車場はフリーになるそうです。
着きました。ここもナショナルトラストの管理下に入ってます。
湖水地方のかなりの土地がナショナルトラストのものになっているんです。
ここで、本当にびっくりしましたが、ナショナルトラスト入会の時お世話になって、駐車場でも偶然会った親切なお姉さんと又再会しました。
勇気を振り絞って、英語で話しかけて写真を撮らせてもらいました。
(´▽`)アリガト!
今日も素晴らしいお天気です。日焼け止めが必要でした。
我々が歩き始めた10時頃から人はぱらぱらいたんですが、続々と人が増え始め、駐車場も満杯。どうやらかなりの人気スポットで、いろんなツアーにも入ってるみたい。
私たちは湖を1周しましたが、ほとんどの人は最初のほうだけを見て帰って行くようです。それだけでも十分美しい場所ですが、奥のほうはもっと良かったです。
9月になってることもあってか、湖水地方で出会うのは圧倒的に年配のご夫婦。それも70~80代くらいのご夫婦連れが多かったですね。
そんなに大きな湖ではないのですが、少し歩くごとに景色が変わり、変化に富んでいます。
遠くに睡蓮が見えます。
これは林の向こうにもう1つ別の池があるところ。
モネの絵みたい。
どこもかしこも素晴らしく美しい景色です。
1周して最初の地点が見えるところまで帰ってきました。ゆっくり歩いて、途中で休憩もいれて約2時間の散策でした。
本当に美しい湖でした。行こうかどうしようか迷っていましたが、悔いが残らないようにという夫の言葉で思い切って来て本当に良かったです。
今回見たすべての湖の中で一番良かった。
グラスミアに移動。昼食をとりました。
かなり大きなレストラン。頼んだサンドイッチが大きくてびっくり。あごが外れちゃう。
詩人のワーズワースが住んでいたライダルマウントにきました。イギリスのお家ってみんな名前があるのかな。普通の家でもなんたらコテージとか書いてあるし。
映画見てるとお家に話しかけてるような場面もよく見るし。お家を大切にしてるんですね。
ここは子供部屋だったところ。
壁に新聞が貼ってあるのは、この下が川が流れていてかなり寒かったので新聞をはったのだとか。
お台所。なんかポストカードにしたくなるような。
どの部屋も小さくて天井が低く暗いです。
それが雰囲気があって素敵です。
これはコーヒー挽きらしいです。
裏口からお庭にも出れます。
ワーズワースさんはお庭も大切にしてたらしいです。
イギリス人は昔からとにかくガーデニング好きですね。
ここ、グラスミアの名物らしいセーラ・ネルソンのジンジャーブレッドを並んで買いました。グラスミア湖は遠目で見たのみです。グラスミアは混んでたな~。
パッケージが素敵なジンジャー・ブレッド。素朴でしっかりした味わいのクッキーです。
ここから車ですぐのアンブルサイドに移動。
ここは結構大きな町です。
ここにはブリッジ・ハウス。17世紀にたてられたものだそうです。
ポターさんがもう2つしか残ってないといって保護を求めたらしいです。
今はきっちりナショナル・トラストが管理してます。
アンブルサイドは歩いて楽しい可愛い町です。
でも、今日もずいぶん歩いて疲れました。
毎日2万歩も歩いています。
夕方5時、ホテルに帰りました。
今日はホテルのディナー予約してあります。
日本から頑張って英語のメールで予約しました。
地元の人も訪れてるみたいです。
ひまわりナッツのパン
この後のデザートはとても無理なので、ここまででお部屋に帰り今日も早々と寝ました。