実家の片付け4回目
実家の片付け4回目になります。
人が居なくなって7ヶ月、2週間に一度家政婦さんがきて風を通してくれていたものの、家に入った途端臭いがします。
あちこちにカビも目立ちます。
人が住まなくなると空気が動かなくなって、あっという間に家が痛んでいきますね。
施設に入った両親は体はとても元気なので、まだ全部を処分するわけにはいきません。
もしかしたら、遊びに帰ってくる可能性だってあります。
だから、なんでもかんでも捨ててしまえばいいわけじゃないのが辛いところです。
ただ、あまりにも物が多すぎます。大切なものは一体何なのかが、この物の多さではさっぱりわかりません。
そのための生前整理です。
これまででだいぶ片付けましたが、まだ手付かずだった食器と靴を今回はやりました。
明らかに高価なもの、大切そうなものを残して、後は処分します。
こちらは完全に捨ててしまうもの。
保存容器なども大量にあり、5個くらい残して捨ててしまいます。
減らした後の食器棚。まだこれだけ残ってます。
別の食器棚からもたくさん出てきます。
お手伝いしてくれた家政婦さんがかなりの物を引き取ってくれました。
ただ捨てるより助かります。
使ってなかったカトラリー類も、ものすごい数です。
この後は靴です。
これはほとんど捨てるしかなかったです。
母の靴はあまりに上等で素敵な物が多くて、でも足が小さかったもので、そこに居た3人で代わり番こに履いてみましたが、シンデレラさんは居ませんでした。
今はまだ捨てれなくて、下駄箱に戻しました。
ちょうどきてもらってた、植木屋さんの奥さんが小さな足で、3足だけもらってもらいました。
下駄箱は全部で3個あります。
2個目がこれ。
こちらが3個目の下駄箱。
ほぼ使ってなかった下駄箱なので、全部処分です。
何足かの男物は、家政婦さんがもらってくださいました。
また食器棚に戻ります。
もう一つの食器棚からも大量の不用品が。
片付け後の食器棚がこちら。
普通にまだまだ入ってます。
もし、万が一母に見られてもショックを受けないようにしてます。
この日は朝早くに、少し離れたお墓に墓参りしてから、片付けに来てます。
片付けの間に植木屋さんに来てもらって、伸びた庭木をつんつるてんに切ってもらいました。
手伝ってもらってた家政婦さんと、植木屋さんが帰られてからは一人で片付け。
ちょっとだけ服をやりました。
服は果てしない数があるので、まだまだこれからが思いやられます。
今回はこの日と、明日の2時間くらいしか出来ないのですが、もうこれだけでも、十分疲れました。
使われてない不用品の放つ負のエネルギーは恐ろしいです。
翌日、一人で出発時間まで、黙々と片付け。
父の給料袋がたくさん出てきました。
現金支給の時代のかな。
書類関係にはまだ手をつけられないです。そのまま戻しました。
今日の短い時間で、このくらい集まりました。お財布やほんの少しバック類。服も少し。
父の給料袋見てからは悲しい気持ちが込み上げてきてしまったので、もう、今回はこのくらいにしようかな。一人ぼっちで片付けするのは本当に精神的に参ります。
ただ、こうして山にしておけば、あとは家政婦さんが仕分けして処分してくれるので気が楽です。
使えるものはもらってくれたり、使う人を見つけてくれたり。資源にしてくれたり。
本当に自分でそのままゴミ袋に入れないのは気分が随分違います。
ありがたいです。
今回やらなかったこちらのサイドボードの中の食器と、もう一つの食器棚。
又今度ですね。