バードマン あるいは無知がもたらす奇跡

なんか、すごい映画でした。
単純では無くて、なんと書いていいかとても難しいのですが、感じた事を断片的にでも書いてみます。

音楽がドラムのみで、その緊張感がものすごかった。これ、セッションという映画をみたばかりだからかしら。
とても印象的なドラムです。

現実と想像とが入り混じって、一体どういう風に受け取ればいいのか?最初は特殊能力があるのかと思っちゃいました。

内容は昔ヒーローもので有名だった主人公が芸術的な演劇の世界で再起を図るというものです。そこに親子関係の修復も絡めてます。

実在する俳優さんの名前もバンバン出てきます。そこは何か内輪の世界を覗いてるみたいで楽しいですね。

ハリウッド映画で成功した過去を栄光と思ってるところもあるけど、漫画原作のヒーローものなんかやってた事が恥ずかしくて、ブロードウェイのこ難しい演劇で又名を上げようとする主人公。
映画はくだらなくて演劇は芸術なのか。そこらへんもテーマの1つなのかも。

あと、とても憎たらしい演劇の批評家がでてくるのですが、自らは何も生み出さないのに、作品を潰す力を持ってるというところもとても心に残るエピソードですね。

そして、凄いのが全てのシーンが、ほぼワンカットで撮られてているという事。
それでこんなにもなんだか鬼気迫るというか、煽られる緊張感というものが感じられるのでしょうか。

ラストシーンは私には全くの謎です。

単純に面白いとは言えないけれど、なんか、なんかすごいです。
普通じゃないです。