ぽわぽわ めぐる季節

イギリスの旅 5日目(前半) バイブリー周辺、コッツウォルズの村でのんびり?と

さて、いよいよ旅も半ばになってしまいました。

今日は旅で最も美しかったところを紹介します。


霧の中のバイブリーの村です。


昨日村のハイストリートを通って、その人の多さにびっくりした私たちです。

今まで、まったく日本人に出会わなかったのですが、このバイブリーでの日本人遭遇率たるや、すごいものです。どんだけ日本人バイブリー好きなんだ!(自分たちもいるくせに)思いました。しかも、泊まっているバイブリー・コートも、まるで日本人御用達のホテルかのような日本人率の高さ。

5組いたら4組までが日本人で、最終日には日本人とイギリス人の結婚式まで行われていました。


でも、そこは現地に泊まっているものの強み。

観光客が来る前、去った後のバイブリーを見ることができました。

今日も早く目が覚めてしまい、外を見てみると、こんな霧

夫をたたき起こして6時から、朝食の7時半まで、近くを散歩することにしました。
この時の景色は本当にきれいでした。
静かで幻想的で、ここにきて本当に良かったと思いました。


ホテルの前は広い芝生で、向こうが丘になってるところに霧がたまっていました。

そしてイギリスは本当に飛行機雲が多かった。

柵があるところまで行って道なりに農家のほうへ行きました。この農家だって普通に今も現役です。

さらに進むと放牧場のようなところが。柵を開けて先に進みます。

ちゃんと道標があって、パブリックパスがこの先に続いてるらしい。

やっと日が昇ってきて、帰路につきました。
羊が沢山いました。ヤギのように見えたのは、たぶん毛を刈り取られてしまった後だから。
そこらじゅうに羊の毛が落ちてました


ホテルまで戻って朝食。


イングリッシュブレックファースト。こんなに食べれないよう〜。


今日は本当はストラトフォード・アポン・エイボンという、シェークスピアの生まれた街に行く予定でしたが、のんびりとすることにしました。
近くのフットパスを歩いてバイブリーを散策して、午後は近くの街へ行く予定です。


ホテルの人にフットパスの地図をもらって歩きます。
最初逆走してしまって、やはりここは迷ってばかりだった今までの経験から、地図でのお勧め方向で行くことにしました。

ホテルの庭には川が流れていて、この川がバイブリーの村の中心に続いています。


むちゃくちゃ苔むしたリンゴの木が庭に。
リンゴはどこの家にも1本は植えられているみたいです。

朝の散歩で通ったところがプットパスのようです。
その道を、羊の糞をなるべく踏まないように(絶対に踏むけど)歩いていくと古い家が現れました。

コッツウォルズでは有名なアーリントウロウの上のほうに出たようです。
ここバイブリーは芸術家ウイリアム・モリスが、イギリスでもっとも美しい村と評した所です。(ウイリアム・モリスって全然知りませんけど・・・)
14世紀に造られたつながった家。
今もちゃんと人が住んでます。

おじさんが絵を描いてました。
まだ観光客はほとんど来ていません。

フットパスはアーリントウロウの上の家の横から小道に入って進みます。

車道に出ると、村一番のホテル、スワンホテルがありました。
その手前にバイブリー・トラウト・ファームという、鱒の養殖場が。

川には白鳥と黒鳥がいました。この子達、さっきバイブリーコートの庭の川にいた子たちだ!

この後スワンホテルでお茶にしましたが、砂糖に蜂がやってきてうっとうしかった!

車道からまたアーリントウローの横を通ってバイブリーコートに帰りました。

ホテルに戻るには聖メアリー教会の裏手のお墓を通っていきます。

これから3連泊の間、この景色は何度も何度も見ることになります。


この後は車で移動してボートン・オン・ザ・ウォーターというところに行く予定。
コッツウォルズのヴェネチアと呼ばれているらしいけど、どうなんだろうなあ。