7月15日 コロニアル・グエル教会とモンセラットとクアトロ・ガッツ
今日は日本で予約しておいた、ツアーに参加します。
モンセラットとコロニアル・グエル教会に行くツアー。
日本語付きのツアーだとすごく高かったのですが、これは英語で、色んな国の人が参加するのでかなりお安かったです。1人70ユーロくらい。日本語付きだと130ユーロくらいでした。
歩いて5分ほどのカタルーニャ広場が集合場所。
このバスで行きました。
時間に来ない人は置いていかれると聞いてましたが、早速6人くらい置いていかれた模様。
気をつけなきゃ。
私たち以外にも日本人夫婦が一組。あとは、中国人グループ、イギリス人グループ、アメリカ人夫婦、もう一組くらい違う国の人達がいたと思います。
さて、30分くらいでコロニアルグエル教会に到着。
サンタ・コロマ・ダ・サルバリョ市。絶対に日本人、この名前覚えられないな。少なくとも私は無理。
これがコロニアル・グエル教会。
ガイドのアレックスさん。
手に大きな松ぼっくり持って、説明してます。
これがガウディの最高傑作とも言われてるとも。
サグラダファミリアとの共通点はどちらも未完成
内部
この天井すごいですね。
蝶のようなステンドグラス。松ぼっくりのおしりのデザインらしいです。
サグラダファミリアの博物館で飾られてた椅子がたくさん。座り心地良かったです。
なんか、ガウディがやりたい事がだんだん見えて来たような気がします。気がするだけだとは思いますけどね。自然をそのまま取り入れたようなデザインです。木の切り株をモチーフにしてるみたいです。
教会を見たあとはしばし街を散策。
ここの街はグエルさんの父親の繊維工場をここに移してその従業員のための街を作ろうとして作った街です。つまり工業コロニー、スペイン語ではコロニアルらしいです。
施設のほとんどがガウディの助手たちによって作られたらしいです。
とても小さな街ですが、
みんなレンガを色で可愛らしい建物が一杯です。
モデルニスモ建築が多いので楽しいです。近くの土もこんな壁と同じ色だったので、それを使ってるかな。
ドアとかもみんな凝っていて可愛らしい。
ドアの上にコウモリ。
ちょっと怖い。
ビジターセンターにてカバとオレンジジュースのサービス付き。
ほんの少しの自由時間でカフェでカプチーノ
置いていかれないようにアレックスさんがバスに向かうのを見つけて、慌ててバスに向かいます。
10:30に出発して、又30分程で聖地モンセラットの下のケーブルカー乗り場に着きました。
なんか鋸山みたいな、妙義山みたいな山の下にやって来ました。
ガウディはここにしょっちゅうやって来て、色んな着想を得ていたそうです。
ちなみにスペイン語ではモンセラートと言ってました。
ケーブルカーに、乗り換えてぐんぐん登って行きます。
あっという間にこんなに高く。
着きました。ここがモンセラット。
説明するアレックスさん。
凄いところに建物が建ってます。よく、こんなところに作ったもんだ。びっくりするような壮大な景色が広がってます。昔は海の中と言ってたような。
帰りのバスの集合場所とかを説明されて、ここで一旦アレックスさんと別れ、地元のガイドさんと交代。そうすると、有名な黒いマリア様をそんなに並ばずに見れるらしいです。
すべては英語での説明なのであまりよく分かってませんが。
ここがマリア様のある修道院
横にマリア様を見る列があり、たくさん人が並んでます。
私達はガイドさんに連れられて別の道
信者さんの置いたカラフルなロウソクの道を通って奥に行きます。
そしてそれから、ここの少年合唱団の宿舎の中をかなり長い時間かけて見せられました。
見なくても良いような。
30分くらいして、やっとマリア様の列に途中割り込みさせてもらいます。その時に合唱団の歌も少し聞く事が出来ました。もっとゆっくりちゃんと聞きたかったな。
こんなところを進んで行くと
教会の1番上の方に黒いマリア様が。
右手に持っている玉に手を置いて願い事を言うと叶うらしいのです。
全く信仰心のない私ですが、ここの不思議な雰囲気で、敬虔な気持ちになりました。
さて、やっとガイドさんから解放されて、
最初の場所に戻って来ました。
とっくにお昼過ぎて、朝ごはんもろくに食べてなかったのでお腹ぺこぺこです。
なので、こんなに欲張ってしまいましたが、ほとんど食べれなかった。勿体無い。お腹空いてる時に頼んじゃダメですね。
そのあと、集合時間までの間に、フニクラに乗って山の上まで行こうと思ってました。
あの、フニクリ、フニクラ♫のフニクラ?
絶対行きたい!と、夫のテンション上がってましたが、ついにここで失敗。
ここだと思って乗ったフニクラはなぜか下向き、凄い急傾斜
そして降りたところ。
あっという間に着きました。山の下の方に。
私がもらった地図をバスに置いて来てしまったのが原因です。
フニクラの駅は2つあったのでした。
サン・ジュアン行きに乗って展望台にいこうと思ってたのに、サン・コバ行きに乗ってしまいました。
ここも良いところだよと、駅員さんが言ってたようですが、サン・コバは遠そうで行くのやめました。
まぁ一応フニクラには乗ったしね。
ちなみにそこを頑張って行けば、黒いマリア様が発見された洞窟があって、今は黒いマリア様のレプリカが置いてあるそうです。
ガウディ作のモニュメントもあるそうです。
結局、サン・ジュアンは諦めて修道院をしっかり見学。
素晴らしい修道院です。正面の上の方にさっきの黒いマリア様が。
ランプが1つ1つ違ってます。
このあと、ツアーにふくまれてる券でモンセラット美術館に行きました。
初期のピカソやモネの絵などがあります。
その後は蜂蜜かけたリコッタチーズが名物らしいのでそれを食べながら歩いて集合場所まで戻り、バスで寝ながらカタルーニャ広場まで戻りました。
1時間の道のりです。
ホテルでしばらく休んでから、予約しておいたクアトラ・ガッツ、4匹の猫というレストランへ。
ここはホテルから歩いてすぐです。10分もかからない。
本当に便利なホテルです。
ここがクアトラ・ガッツ。モデルニスモの建築が美しい。
19世紀末に若き芸術家達が通ったお店です。
入ってすぐはカフェスペースですが、その奥にレストランスペースがあります。
まだあまり人が来てないので写真も撮れました。
すごく雰囲気の良いレストランです。
さて、
今までのレストランでは、がっかりし通しでした。ここはどうかな。
最初のお通しみたいなのから美味しい!
次の前菜も美味しい!それにすごく綺麗。
ムール貝もふっくらとしておいしい。貝が縮んでない。
メインも美味しい。
やっとちゃんとしたお料理に出会えた感じ。
夫の頼んだこのお肉は思ってたのとちょっと違ってたみたいだけど。
すっかり満足して、翌日のお昼も予約して帰りました。何と言っても、従業員の人達の笑顔が嬉しかった。
今まで、厳しい対応ばかりだったからね。
今日はシャワー浴びて寝たのは10:30でした。
7月14日 グエル公園とカサ・バトリョとカサ・ミラとシェスタ
睡眠導入剤のおかげでぐっすり眠って、それでも4:30ごろには目覚めました。
カップヌードルのそうめんを食べて支度して、7:00少し前にタクシーでグエル公園に出発。
ホテルからは少し離れているのですが、10ユーロくらい。バルセロナのタクシーは安いです。
こんなに早く出かけたのは、昔は無料だったグエル公園も今や有料で、予約も必要らしいのですが、オープン前に行けば、人も少ない上に無料らしいのです。どうせ早く目覚めてしまうので早く来てみました。
ここがグエル公園の入り口。
まだ閉まってます。
ここを右手の方に行くと
入り口があって、
ここから中に入れます。
まだほとんど人が来てません。
この日はお天気もあまり良くなく、空には重い雲が立ち込める日だったからかも。
だから、いつもは人だらけらしいグエル公園のシンボルのトカゲのとこにも全然誰も居ません。
すいてるうちにどんどんお散歩します。
ここはグエル家。
中央広場まで登って来ました。
雲が重苦しいです。この後少し雨も降りました。
ここからは遠くにサグラダファミリア見えてます。
入り口にある守衛小屋が、お菓子の家みたいで可愛い。
広場のぐるりは有名なタイル張りのベンチ。
ガウディといえば、私はこのタイルのモザイクが頭に浮かんで居ました。
今回の旅で随分そのイメージは変わりましたけど。
公園をぐるりと囲んでいる不思議な通路。
後から思えばこの通路ってとてもガウディっぽいものでしたね。
ここは広場の下側。
ぐるりと回って正門のところまで戻って来ました。
8:00になって、開門したので随分人が増えて来ました。
それでもまだすいてますね。
やはり、朝一が基本ですね。
ますます空は怪しくなって来ました。雲がすごい。
山の上の方のゴルゴダの丘という所まで登ります。
ここからはさらに景色が良く、バルセロナ中が見渡せます。
ここはガウディの家博物館。ここで20年くらいガウディは住んでたらしいです。
この穴の中にはいたるところで鳩が巣を作ってました。
これでグエル公園全て見ました。
カサ・バトリョのオープンが9:00なので又タクシーで移動します。
グエル公園にタクシーで来る人が多いので、タクシーはすぐに捕まります。
タクシーの運ちゃんの発音だと、カサ・バリョですね。tは発音しないのね。
来ました。
ここがカサ・バリョ
夫が昨日ネットから予約しといてくれました。
オープンと同時に入りましたが、ここは人気スポットなんですね。もう、すでにかなり混んでました。
ここは海をテーマにガウディが扉や窓、家具までデザインしたそうです。
直線というものが無くて、柔らかな感じがすごく素敵。使いやすそうな取っ手です。
キリがないくらい素晴らしい。
海がテーマとわかりますね。
窓ガラスも海面のようになってます。
階段もみんな曲線。優雅だ。
でも、ここまで曲線だらけだとどうやって家具を配置したら良いのかしら。
天井にある模様。美味しそう。
ここは屋上。煙突だって普通じゃない。
どこを取っても見所だらけのカサ・バリョでした。
たっぷりグエル公園とカサ・バトリョ堪能しましたが、もうへとへとです。
次にカサ・ミラも予約してあるのですが、朝早くから、グエル公園歩き回って、ほとんど山歩きして、
カサ・バリョも階段6階分を登ったり下ったりで疲れ切りました。足も昨日のサグラダファミリアの階段歩きもあり、ボロボロです。
さすがにお腹もぺこぺこです。
すいてる時間内に動こうとして、かなりの強行軍しましたからね。
カサ・ミラまで歩いて行って、中に入る前に休憩しました。
近くの普通のカフェ。
生ハムのサンドイッチと普通のハムの。
それとカプチーノ。
お腹すいてて美味しかったはずですが、ここのウェイトレスさんのあまりの感じ悪さにびっくりしました。夫がどうやって注文したらいいのかと聞くと、メニューを黙ってばさり投げて。
にこりともせず、しゃべりもせず。
バルセロナに来てから、女の人の印象がとても悪いです。
笑顔ってこと知らないの?と、言いたくなっちゃう。
と、言っててもしょうがないので、気持ちを切り替えてカサ・ミラです。
カサ・バリョが海ならこちらは山がテーマの建物だそうです。
予約して行ったけど、なんだか入場に手間取りました。
カサ・バリョと違って、こちらは見学できるのは屋上と一部の部屋と屋根裏です。
こんな兵士のような煙突。
こちらは屋根裏
特徴的なカーブ
住居部分はこんな感じで再現してあります。
カサ・ミラで疲れに追い討ちがかかりました。
でも、頑張ってみんな見て回りました。
タクシーでカタルーニャ広場まで。
そこからは歩いて5分ほどのホテルへ。
ロビーで無料のカプチーノ飲んで、お部屋にはもう一杯ホットチョコレートもらって帰りました。
ああ、いいホテルだ。エアコンも寒すぎもせずちょうど良いし。部屋に着いたのはちょうどお昼12時です。
なんて長い午前中でしょうかね〜。そら、疲れますよ。
少し部屋で休んでから、裏手のゴシック地区にある中華のお店へお昼食べに行きました。
スペインのお昼は2時からだそうで。夕飯は9時から。だから、ゆっくりで良いのです。
1:30頃、海老チャーハンと海老餃子と青菜炒め食べました。ここ以外にあまり中華は見なかったかな。
ここで飲んだジャスミンティーが美味しかったー。
ゴシック地区はこの人通り。狭くで迷路のような路地が続きます。
2:30にホテルに戻り、いつものようにツール・ド・フランスのライブ放送見たり、うつらうつらしたりしてシェスタです。これができないと辛かったな。
そんなこんなで6時頃まで。
夫が食にとてもこだわる人なので、少し遠いけど、港の方にあるレストラン、セッテ・ポルタスというお店に行きます。伝統的なカタルーニャ料理が出るそうです。ピカソやダリも通ったそうな。
クラシックなレストラン。
とても素敵な感じ。今までで一番きちんとした、ちゃんとしたレストランっぽい。
ここのメニューには日本語があって感激しました。なので、サクサク選んだのですが・・・
まずはみんなが頼んでいたサングリア
前菜の7種もり
海鮮の盛り合わせ
みんなが振り向くほどすごい見た目は豪華で良かったのですが、味はダメだったな〜。
がっかりです。
前菜もシーフードも全然美味しくない。
とにかく、なんでこんなに生臭いの?
日本ほど新鮮さに気を使ってないのかも。
ずっとハエが飛んでて鬱陶しかったし。
結構なお値段だったけど、まるで食べる気がせず、かなり残してしまいました。
スコットランドのシーフードはすごく美味しくて、そんなのを期待してしまったのが間違いだったのか。
寒いとこの方が美味しいのかな。
帰りはランブロス通りを歩いてホテルまでブラブラ。途中の屋台的なとこでスイカ買って。スイカ美味しかった。
こんな時にテロの車がつっこんできたらと思うと避けようがないですね。みんな油断して楽しんでますもの。
一生懸命お金貯めて、やっと来たいところにやって来て楽しんでるのにね。
本当に人生があっという間に変わってしまいます。
こんなに明るいけどもう9時なんです。
よく歩いた〜〜。
7月13日 サグラダファミリアとサン・パウ病院とシェスタ
たっぷりしっかり8時間寝たものの、やはり朝早く、4:00には目が覚めてしまいました。
ホテルの部屋がキッチン付きには移動できないことが確定したので、やっと荷物をほどいて部屋に配置して暮らしやすくしました。
食器が小さなコーヒーカップ2個とガラスコップ2個だけなので、使い捨てでもいいから買おう。
キッチン付きのつもりだったから、朝食もつけてません。早起きしてお腹もすいて来たので、とりあえず、日本から持ってきたインスタントうどん食べました。外国旅行のときくらいしかカップ麺食べませんが、年々美味しくなってますね〜。
9:00になってタクシーでサグラダファミリアに向かいます。タクシーは朝からランブロス通りにたくさん走ってます。
見えて来ました。
まだ予約した時間に早いので、はやる心を抑え、とりあえずサグラダファミリア目の前のタパスのお店に入りました。
ここでタパス一点とサンドイッチとコーヒー。タパス頼んだらパンコントマテが付いて来たのでサンドイッチはいらなかったですね。
でもタパスに必ずパンコントマテが付いてくるわけでもないので、難しいですね。
さてついにサグラダファミリアに入場です。
日本で予約していきました。
バルセロナウォーカーというサイトで予約の仕方が詳しく書いてあったので助かりました。
ここが予約してある人の入場口
すぐに入れました。
中は柱が森のようです。
今まで見た他の教会内部とはまるで違っています。
ステンドグラスからの光が様々な色を作り出しています。
天井が面白くて、ずっーっと上を見ていたので首が痛くなりました。
たくさん写真は撮ったのですが、きりがないし、実際に見なくてはわからないものだから、ちょっとだけにしますね。
しばし、内部の探索をした後、エレベータで塔の上に登ります。
エレベータは二ヶ所有りますが、私達は生誕のファサード側のに乗りました。ここも時間指定の予約してあります。
朝一なのでエレベータはまだ空いてます。
エレベータガールのお姉さんが英語ですか?スペイン語ですか?と聞いてくれて、私達ともう一組しかいなかったのですが、その人たちはスペイン語。私達は当然仕方なく英語。
ところが、夫がジョークで日本語が一番いいけどね、と言ったら、日本語でガイドをしてくれてびっくりしました。
さすが、サグラダファミリアです。バルセロナに来てここに来ない人はいないくらいの場所ですもんね。
さて、一番上まできました。
まだ空いてるので、ほんとうにゆっくり見ることが出来ました。
下まで400段の狭くて、ぐるぐるの階段を降りながら、サグラダファミリアを内部からじっくり見ました。
工事中の所などしっかり観察出来ますよ。
下まで戻ってきて、さらに内部をじっくり見ます。
美術館みたいなところがあって、中にはこんな素敵な椅子が。
ガウディがデザインした教会の椅子だそうです。
いすの後ろ側に板が渡してあるのは何だろうと思って聞くと、後ろの人が膝まずくためだそうです。
良く考えてありますね。
池越しのサグラダファミリア
条件が揃えば逆さサグラダファミリアが見えるみたいですね。この日は無理。
この池の後ろ側はこんな普通のアパート。
いつも人が押し寄せるこんな所に住むなんて、嫌じゃないのかな。
じっくりサグラダファミリア堪能してから、ここから道が斜めにまっすぐ伸びてる先のサン・パウ病院に行きます。
ガウディと同時代のモデルニスモ建築の代表的な建物です。モデルニスモとはフランスでいう、アール・ヌーボーのスペイン版のことらしいです。
道の先に見えてます。ゆっくり歩いて15分くらいだったかな。
サグラダファミリアに比べて全然人が居ません。
ものすごく広い敷地に何棟もの建物が建ってます。
その建物は地下通路で繋がってます。
病院っぽいタイル張りの建物もあります
ここは手術室の床
そうじしたりするのに便利になってました。
とにかく凝った可愛い建物がたくさんですが、もとが病院という先入観でしょうか。
夫も私も、ここで亡くなった方や、病気で苦しんだ方の念というものを何かしら感じてしまい、重苦しさがありました。
確か、2004年まで現役の病院として使われてたそうです。
一番凝った内装の建物はここです。
まるで宮殿のようでした。
又歩いてサグラダファミリアの方に向かいます。
途中でお昼ご飯。
道路の真ん中の遊歩道にはたくさんカフェみたいなお店が出てます。その中の一軒でお昼ご飯。
ベーコンエッグみたいなのとコロッケみたいなの。
それにサラダ。美味しかった。
ここのカフェからはサン・パウ病院もサグラダファミリアもどちらも見えてました。最高の場所ね。
ホテルは地下鉄の駅のすぐそばなので、時間があるので帰りは乗ってみました。
遠くはないのですが、一度乗り換えがあり、その乗り換えの歩きがけっこうありました。電車に乗ってる時間より長いかな。
それに、地下鉄の構内が暑かった。暑さで参った。
若ければともかく、もう地下鉄は使わない。暑さで倒れますもん。
ホテルまで戻り、ホテルの目の前のスーパーに。
本物のオレンジを絞ってくれる自販機でオレンジジュース買いました。
近くにいわゆる100均屋さん的なおみせを見つけたのでそこで使い捨てのお皿やコップなど色々買い込みました。
そしてホテルに戻り休憩。
サグラダファミリアの階段とサン・パウ病院への往復が効いて、足がガクガク。すでに太腿が筋肉痛です。
ベッドで横になると ものすごい眠けが。
どうしても起きられず完全にシェスタ。
3:00ぐらいから6:00位まで断続的にですが、がっつり寝てしまいました。
その間夫はテレビでツール・ド・フランスの生放送ライブを発見して楽しんだそうです。
この午前中観光、午後シェスタとツール・ド・フランス鑑賞は今後毎日の日課になりました。
このホテルの便利さを痛感しました。途中で休みに戻れるのは最高ですね。
スペインでの夕食の時間はかなり遅く、九時からが普通らしいのですが、我々そんな時間までは待ってられません。昼から通しでやってる店もあるし、中には七時くらいからやってる所もあるのでそういう所を探します。
七時半から入れる所を夫が予約してくれました。
まだ時間があるので、歩いてすぐのカタルーニャ広場にあるデパートでウィンドウショッピング。スーパーもあるし、お土産はここで最終日にまとめて買えば良さそうです。
さて、そろそろ時間が良さそうなので、レストランに向かいます。
タクシーで行きました。
モンジュイックの丘方面にあるエル・ブジのタパスのお店カサ・デ・タパスに行きました。
日本でやはりエル・ブジのディス・フル・タールを予約しようとしたのですが負けてしまって取れなかったので、夫はここに期待してた模様。
夫は前回のバルセロナの旅で全く美味しいものに巡り会えなかったらしいので、今回こそは!という期待が・・・
完全に外れてしまいました。
最初に頼んだ生ハムとロシアンサラダ。
生ハムは今まで食べたもので一番美味しかったと言ってましたが、あとがダメでした。
このロシアンサラダは、ポテトサラダなんですが、どうにも生臭い。食べれなかったです。
パンコントマテは別にわざわざ注文。生のトマトとニンニクが付いてきて自分でこすりつけます。
サラダをもう一つ頼みました。まぁ普通。
牛肉のなんか煮込みみたいなもの。もう、どんな味だったか忘れましたが、美味しくはなかったなぁ。これに私は炭酸と夫はカバとワインで約70ユーロ。日本円で1万円位かな。とても高く感じました。
この後はタクシーで大混雑のカタルーニャ広場、ランブロス通りに帰りホテルに戻りました。
スペインの女の人ってなんか怖い。無愛想なんだけど。男の人の方がフレンドリーな感じがします。たまたまでしょうかね。
バルセロナ テロの事
ここまで書いたところで、バルセロナで大きなテロが起きてしまいました。
その場所がまさに私達が毎日歩いていたランブラス通り。ホテルの目の前。そこを歩かなかった日はないというぐらいです。
旅から戻って一月もたってません。あのランブラス通りの人の多さはものすごいものです。毎日がお祭りのような人の多さでした。
あそこに車が突っ込んだなんて恐ろしい事です。
私も外国に行くときは、最近はいつもテロに遭遇したらどうしようかと頭をかすめます。
でも、気にしてたら何もできないと思い、こうして旅に出かけてますが、さすがにびっくりしました。
亡くなられた方も10人以上、けがをされた方も100人を超えるようです。
あの人混みに車が突っ込んだとしたらそうなるでしょう。
ほんとうに人ごとではない、無差別テロのおそろしさを感じました。
亡くなられた方のご冥福をお祈りします。けがをされた方々は、早く良くなられることをお祈りします。
7月12日 初日のバルセロナ探索
さて、まずバルセロナに到着しての感想は、とにかく暑い!日本も暑いけどバルセロナも暑い!
日本なら暑ければ引きこもってればいいけど、せっかくここまできて引きこもってるわけにもいかないので、せっせと歩いた結果、2人とも熱中症気味になりました。
しかもとんでもなく人が多いし、今度は真夏の旅行はやめようと思いました。
ホテルのフロントに荷物だけ預かってもらって出かけてみました。
簡単に書きましたが、このホテルのフロントの女性の英語が聞き取れないのなんの。
英語を話してるとはわからなかった。さっぱりです。スペインなまりの英語手強いぞ。
とりあえずほとんどろくなものを食べてないので、まずは
ブランチ的なものを食べようと、ランブラス通り沿いにあるサン・ジョゼップ市場へ。
こんな感じで賑やかでカラフルなお店が並んでいます。観光客でいっぱいでした。
その中の一軒のタパス屋さんで食べてみました。
ポテトのオムレツ、パンコントマテが付いてきました。それとムール貝。夫はカバ、わたしはレモンティー。
味は悪くなかったのですが、ちょうど店の料理の準備中だったこともあり出てくるのに時間がかかった事と、店の中で夫婦らしい2人がケンカしてるしで、なんかあまりいい感じはしなかったです。値段も観光客値段なのか、結構高かったな。
サン・ジョゼップ市場はホテルからすぐの場所なんですが、その後行くことは無かったです。
一旦ホテルに戻り、ロビーで無料のコーヒーやお水飲んで涼みました。
このロビーは便利。
その後、ホテルのすぐ裏手にあるカテドラルなど、ゴシック地区の散策。
ここはこれから何度も歩きます。
バーゲンシーズンで服や靴などなんでも安くなっていて、それで又人も多かったのかな。
夫は帽子、私はネックレスとブレスレット買いました。服も欲しかったけど、Sサイズでも私には大きかった。
こんなカラフルなお店が。かわいい。食べたら大変だけどね。
2:30になって、やっとチエックイン。
まぁなかなか綺麗で、広い部屋で、2人がスーツケース広げても十分な広さ。
ただ今回私はキッチン付きのへやを予約したのに、キッチンがない。がーん!
今回はNHK BSの「チョイ住み」シリーズみたいな旅にしたかったので、最初からキッチン付きが条件で探したホテルでした。私達夫婦はこのシリーズ大好き。あんな旅がしたいと思ってました。
予約の画面でキッチンに用意してあるものもきちんと確認して、鍋やフライパン、食器もありパーフェクトキッチンという説明があったので、安心してました。
なのに、いざ着いたらキッチン無しの普通の部屋。
夫が交渉してくれましたが、とにかく部屋が満室の時期でダメでした。
シタディーン・ランブロスに泊まる方は注意です。
このホテルにはキッチン付きと普通の部屋のふた通りがあるので、クラシックルームというのは、キッチン無しだそうです。
それでもエクスペディアで予約したそのホテルの説明のところにはキッチン付きと書いてあったので、納得いかず。ホテルの予約はブッキング・コムだったかな。
でも、そう書いてあったら信じますよね。
残念でした。
部屋自体は良いのにね。キッチン付きの部屋で旅行の計画を考えていたのでなかなか諦めがつきませんでしたが、どうしようもない。それにしても残念。
とにかく、熱中症気味だったので、涼しい部屋でしばらく休みました。
休んだらキッチン付きじゃ無かったショックもだいぶ和らぎ、少し元気になって、早い時間でもやってるレストランを探して、又お出かけ。
夫が色々調べて、レイアール広場にあるラス・キンザ・ニッツというレストランへ。まだ4:30頃だけど、我々には晩ご飯です。
外国でメニューを読むのはいつでも大変。
スペイン語でなんてまるで不可能。英語版でかろうじてなんとか注文。
サラダとイカリング揚げとミックスパエリヤ。夫はカバと赤ワイン。私はいつものように炭酸水。
なんかおおらかなお店とでも言えばいいのでしょうか。持ってきたワイングラスが汚れてたのでテーブルクロスで拭くウェイター。おいって感じ。
でも、ワインがグラスにちょうどいい量の時、びんには残り少しだったので、残り全部、並々と注いでくれたので文句言えませんね。
ところが、サラダの中にはこんなものが。かわいいカタツムリ。
日本じゃありえないね。
スペインで初めてのパエリヤ。
なんか。
料理上手な夫がいつも作ってくれるパエリヤの方が美味いな。
そしてこのレイアール広場の真ん中にはガウディの作品があります。
ガウディが若い頃にデザインした街灯だそうです。
初めて接したガウディ作品になりました。
今も現役だそうです。
部屋に戻ってシャワー浴びて寝ました。今回は薬局で手に入る睡眠導入剤を飲んで寝ました。
いつも最初の数日間時差に苦しむので。
これはとっても役に立ちました。
睡眠って重要ね。
8:00に寝て4:00までバッチリ、8時間睡眠。
このころのスペイン、夜9時過ぎてもまだまだ明るい。ランブラス通りにはまだまだ人がたくさん。
でも、へやは静かで、本当に部屋自体は良かったです。
7月11日 スペインに出発
7月11日スペインに向けエールフランスにて出発。
夜の10:50発が一時間遅れ。もうほとんど12日です。
この日はとっても混んでいて、座席が4列の真ん中しか空いてなくて、しかも夫婦別々の場所でした。さすがにそれは嫌なので、一緒にしてもらいましたが、きつかったな〜。
フランスがバカンスに入ってるので、とても混んでますと言われました。
JALのさくらラウンジが使えて、離陸までの数時間はゆっくり過ごせました。
ここで顔洗ったり歯磨きしたり。
遅い時間なので機内食もパスして、ひたすら寝る努力。映画もあまりいいのやってなくて、
ずいぶんヒットしてたけど良さが私にはわからんかった。日本語で見ちゃったからかな。
ラストでそうそうたる役者さんたちが本当の姿になる所だけが見所でした。
長い長い12時間。出発は1時間遅れたけど、パリには15分遅れで到着。パイロットさん頑張ったね。
入国審査ははすんなりでした。
乗り継ぎ時間の間はエアフランスのラウンジでお化粧したり、軽く何か食べたり飲んだり。
夫が持っているデルタのゴールドカードのおかげでものすごく楽してます。エコノミーでもラウンジが使えるのは最高です。
あとでANAのカードも調べたら、同じサービスを受けれるカードはものすごく高かった。
デルタのゴールドカードは持っとくべきですね。2万円の元がすぐ取れます。
7:25にバルセロナに向け出発です。
この小さい飛行機も真ん中の席で夫婦別々でしたが、私の隣の窓際には誰も来なくて、移動して寝てました。軽いサンドイッチと飲み物が出たようですが、これもパスして寝てました。
予定よりほんの少し遅れてバルセロナ到着。
今まで公共交通機関で失敗ばかりしてるので、タクシーでさっさとホテルへ。30分もかからずランブロス通りへ。36ユーロ。
後で分かった事ですが、空港からのバス停がすぐ近くのカタルーニャ広場に着いたので、ちょっともったいなかったですね。
バルセロナでのホテルはシタディーン・ランブロス・バルセロナという、バルセロナで一番賑やかな通りのど真ん中にあるホテル。最初から最後までここを拠点として動きました。
これは本当に便利ないいホテルでした。
ちなみにスペイン語ではシタディーンではなくて、シタディネスみたいです。
次のブログからやっと本題入ります。長くてごめんなさい。
ガウディの建築を巡るバルセロナの旅
7月11日から19日に念願だったバルセロナに行ってきました。この旅のことを書きます。
去年は体調があまりに悪くて、どこにも出かけられず、完全に引きこもり状態でした。
だいぶ体調回復した今年こそ!と、何十年も前から行きたかったスペイン。その中でも行かなきゃ見れないガウディの建築を見てみたいと思いました。
直前の狭心症発作は心配でしたが、行きたいが勝ちました。
7月11日の夜遅く出発で、バルセロナへは12日の朝着でした。
その日から帰るまで、少しづつ書いて行きます。
7月11日 スペインに出発
7月15日 コロニアルグエル教会とモンセラットとクアトロガッツ
7月17日 お買い物の1日。さよならバルセロナ