7月14日 グエル公園とカサ・バトリョとカサ・ミラとシェスタ
睡眠導入剤のおかげでぐっすり眠って、それでも4:30ごろには目覚めました。
カップヌードルのそうめんを食べて支度して、7:00少し前にタクシーでグエル公園に出発。
ホテルからは少し離れているのですが、10ユーロくらい。バルセロナのタクシーは安いです。
こんなに早く出かけたのは、昔は無料だったグエル公園も今や有料で、予約も必要らしいのですが、オープン前に行けば、人も少ない上に無料らしいのです。どうせ早く目覚めてしまうので早く来てみました。
ここがグエル公園の入り口。
まだ閉まってます。
ここを右手の方に行くと
入り口があって、
ここから中に入れます。
まだほとんど人が来てません。
この日はお天気もあまり良くなく、空には重い雲が立ち込める日だったからかも。
だから、いつもは人だらけらしいグエル公園のシンボルのトカゲのとこにも全然誰も居ません。
すいてるうちにどんどんお散歩します。
ここはグエル家。
中央広場まで登って来ました。
雲が重苦しいです。この後少し雨も降りました。
ここからは遠くにサグラダファミリア見えてます。
入り口にある守衛小屋が、お菓子の家みたいで可愛い。
広場のぐるりは有名なタイル張りのベンチ。
ガウディといえば、私はこのタイルのモザイクが頭に浮かんで居ました。
今回の旅で随分そのイメージは変わりましたけど。
公園をぐるりと囲んでいる不思議な通路。
後から思えばこの通路ってとてもガウディっぽいものでしたね。
ここは広場の下側。
ぐるりと回って正門のところまで戻って来ました。
8:00になって、開門したので随分人が増えて来ました。
それでもまだすいてますね。
やはり、朝一が基本ですね。
ますます空は怪しくなって来ました。雲がすごい。
山の上の方のゴルゴダの丘という所まで登ります。
ここからはさらに景色が良く、バルセロナ中が見渡せます。
ここはガウディの家博物館。ここで20年くらいガウディは住んでたらしいです。
この穴の中にはいたるところで鳩が巣を作ってました。
これでグエル公園全て見ました。
カサ・バトリョのオープンが9:00なので又タクシーで移動します。
グエル公園にタクシーで来る人が多いので、タクシーはすぐに捕まります。
タクシーの運ちゃんの発音だと、カサ・バリョですね。tは発音しないのね。
来ました。
ここがカサ・バリョ
夫が昨日ネットから予約しといてくれました。
オープンと同時に入りましたが、ここは人気スポットなんですね。もう、すでにかなり混んでました。
ここは海をテーマにガウディが扉や窓、家具までデザインしたそうです。
直線というものが無くて、柔らかな感じがすごく素敵。使いやすそうな取っ手です。
キリがないくらい素晴らしい。
海がテーマとわかりますね。
窓ガラスも海面のようになってます。
階段もみんな曲線。優雅だ。
でも、ここまで曲線だらけだとどうやって家具を配置したら良いのかしら。
天井にある模様。美味しそう。
ここは屋上。煙突だって普通じゃない。
どこを取っても見所だらけのカサ・バリョでした。
たっぷりグエル公園とカサ・バトリョ堪能しましたが、もうへとへとです。
次にカサ・ミラも予約してあるのですが、朝早くから、グエル公園歩き回って、ほとんど山歩きして、
カサ・バリョも階段6階分を登ったり下ったりで疲れ切りました。足も昨日のサグラダファミリアの階段歩きもあり、ボロボロです。
さすがにお腹もぺこぺこです。
すいてる時間内に動こうとして、かなりの強行軍しましたからね。
カサ・ミラまで歩いて行って、中に入る前に休憩しました。
近くの普通のカフェ。
生ハムのサンドイッチと普通のハムの。
それとカプチーノ。
お腹すいてて美味しかったはずですが、ここのウェイトレスさんのあまりの感じ悪さにびっくりしました。夫がどうやって注文したらいいのかと聞くと、メニューを黙ってばさり投げて。
にこりともせず、しゃべりもせず。
バルセロナに来てから、女の人の印象がとても悪いです。
笑顔ってこと知らないの?と、言いたくなっちゃう。
と、言っててもしょうがないので、気持ちを切り替えてカサ・ミラです。
カサ・バリョが海ならこちらは山がテーマの建物だそうです。
予約して行ったけど、なんだか入場に手間取りました。
カサ・バリョと違って、こちらは見学できるのは屋上と一部の部屋と屋根裏です。
こんな兵士のような煙突。
こちらは屋根裏
特徴的なカーブ
住居部分はこんな感じで再現してあります。
カサ・ミラで疲れに追い討ちがかかりました。
でも、頑張ってみんな見て回りました。
タクシーでカタルーニャ広場まで。
そこからは歩いて5分ほどのホテルへ。
ロビーで無料のカプチーノ飲んで、お部屋にはもう一杯ホットチョコレートもらって帰りました。
ああ、いいホテルだ。エアコンも寒すぎもせずちょうど良いし。部屋に着いたのはちょうどお昼12時です。
なんて長い午前中でしょうかね〜。そら、疲れますよ。
少し部屋で休んでから、裏手のゴシック地区にある中華のお店へお昼食べに行きました。
スペインのお昼は2時からだそうで。夕飯は9時から。だから、ゆっくりで良いのです。
1:30頃、海老チャーハンと海老餃子と青菜炒め食べました。ここ以外にあまり中華は見なかったかな。
ここで飲んだジャスミンティーが美味しかったー。
ゴシック地区はこの人通り。狭くで迷路のような路地が続きます。
2:30にホテルに戻り、いつものようにツール・ド・フランスのライブ放送見たり、うつらうつらしたりしてシェスタです。これができないと辛かったな。
そんなこんなで6時頃まで。
夫が食にとてもこだわる人なので、少し遠いけど、港の方にあるレストラン、セッテ・ポルタスというお店に行きます。伝統的なカタルーニャ料理が出るそうです。ピカソやダリも通ったそうな。
クラシックなレストラン。
とても素敵な感じ。今までで一番きちんとした、ちゃんとしたレストランっぽい。
ここのメニューには日本語があって感激しました。なので、サクサク選んだのですが・・・
まずはみんなが頼んでいたサングリア
前菜の7種もり
海鮮の盛り合わせ
みんなが振り向くほどすごい見た目は豪華で良かったのですが、味はダメだったな〜。
がっかりです。
前菜もシーフードも全然美味しくない。
とにかく、なんでこんなに生臭いの?
日本ほど新鮮さに気を使ってないのかも。
ずっとハエが飛んでて鬱陶しかったし。
結構なお値段だったけど、まるで食べる気がせず、かなり残してしまいました。
スコットランドのシーフードはすごく美味しくて、そんなのを期待してしまったのが間違いだったのか。
寒いとこの方が美味しいのかな。
帰りはランブロス通りを歩いてホテルまでブラブラ。途中の屋台的なとこでスイカ買って。スイカ美味しかった。
こんな時にテロの車がつっこんできたらと思うと避けようがないですね。みんな油断して楽しんでますもの。
一生懸命お金貯めて、やっと来たいところにやって来て楽しんでるのにね。
本当に人生があっという間に変わってしまいます。
こんなに明るいけどもう9時なんです。
よく歩いた〜〜。