ぽわぽわ めぐる季節

今月のフラワーアレンジ

先月はあの大雪でフラワーアレンジは買い物からお休みになりました。で、ひと月あけての今年初のアレンジです。

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春らしくなってきましたね。
可愛らしいピンクと白のアレンジになりました。
今月のお花代は1000円弱。下の方にもう少し足元隠しのお花かグリーンが欲しかったですが、千円でこれなら充分ですね。

私も忙しいけど、他のメンバーさんも忙しいので来月、再来月はお休みになりました。

私達の年頃は周りの事や自分の事や、色々あって大変です。

でも、お花のある生活はとても大切なので、頑張って続けていきたいです。

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人が亡くなるという事

この2年くらい、毎月かならず1,2回は遠くの実家に通って介護生活をしていました。その中の一番若くて一番重い症状だった兄が亡くなりました。

この2年近くは寝たきりで、本人もまわりも大変でした。

何度も何度も繰り返し死の淵に立たされながらも、信じられないくらいの奇跡的な回復力で、命をつないでいましたが、1月の終わりに、静かに、まるで老衰かのように息を引き取りました。

後に残された年老いた、そして認知症の父母。これからも私の介護生活は続きます。

お葬式が終わり、大変な手続きの数々。

若い時から1人で東京に出てきて勝手気ままに暮らしてきました。
親戚?何それ?

今回の事で、親戚のありがたさをしみじみと感じました。
人の優しさが沁みます。

子供を育てる事でも自分は大きく成長したと思いましたが、今回の事でも自分は大きく成長できそうな気がします。

人は1人で生きてるのではない。
本当にそう感じます。

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今は頻繁に実家に通わなければならなくなりました。
今年の国立新美での展覧会は無理でしょう。

でも展覧会は来年もあります。

今の私にしか出来ないこと。わたしを必要としてくれてるところで、できる限りの事をしていきたいと思います。

第一東京支部展終わりました。

去年は出品せず、今年は骨折でまるで気合の入ってない展覧会になっちゃいました。
それでも来てくださった方が居いて、本当にありがたいです。

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今回の小品展で出した作品です。
八重桜を描きました。

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次は国新美での展覧会が待ってます。
まだ取り掛かってはいませんが、これは頑張る!

それから今年は秋くらいに個展もやりたいと思ってます。場所が取れたらデスけど。

きっと星のせいじゃない

余命いくばくもない癌患者のティーンエイジャーのラブストーリー。

若いもん向けだよな〜と思いながらみ始めました。

結構面白くて一気に最後まで見たは見たのですが、ちょっと長かったな。
途中で私は少しだれました。

感動するには何かがあと1つたりなかった。
若くしてガンで死が近いというので、とても哲学的な考えになるのかな。
生きてる意味とか、死んでも人に忘れられたくないとか。
そこら辺が言葉ばかり多くて、も1つグッときませんでした。
色々と引っかかる所はたくさんあったのですがね。

もう若くない私は死に対する気持ちはかなり彼らとは違ってます。

やっぱりこの映画見るには年代が上すぎたかしら。

ある殺人者の告白

母を殺した男が動画を作り、その中で自分のおもいを語りかけていく、完全なる一人芝居。

正直面白くもなんとも無かった。

どうやら好きな人がいるのだが、それは男の人。でも完全に彼の片想いと思われる。なんせ相手が出てこないから想像するしかないんです。

いつ面白くなるかと思ってましたが、最後までつまらなかった。

頑張ってる感はとってもあったのですが(俳優も製作側も、多分ブラピも)まるで何も心に響かなかった。残念、

ベル ある伯爵令嬢の恋

この映画はイギリスに行く飛行機の中で、字幕なしの英語で見ても面白かったものです。
今回字幕付きで見てやはり細部までわかって、前よりもっと楽しめました。

多分裁判部分が字幕なしではまるでわかってなかったと思います。

これは18世紀のイギリス、まだ奴隷制度が残っていて、その奴隷制度廃止のきっかけとなった裁判と、その判事の養女の黒人の伯爵令嬢のお話で、実話に基づいてます。

ちょっと前に見たスモール・アイランドでもイギリスの黒人差別をえがいていたし、なんかそういう時なんですね。

歴史を知るにもいいし、れラブストーリーとしてもかなりグッとくる出来です。

面白かった〜(*^_^*)

はじまりのみち

この映画は木下恵介監督の若い頃をドキュメントも交えて描いたものです。

実は何か他の事をしながらたまたま見ていたのです。あまり邦画を見ないので。
ところが、すぐにこの映画に引き込まれてしまいました。

丁寧に描きこまれた人物描写。
これは洋画にはあまり無いものですね。

何度か涙しました。
母に対する思い、映画に対する思い。

木下監督の作品は全く見たことがありませんが、この思いを知ると見たくなりますね。

思いがけず、いい映画に出会いました。

今度母に会ったら優しくしてあげよ。