ネス湖からスカイ島まで
今回の旅も折り返し地点まで来ました。
体がやっとこちらの時間に慣れてきて、今日は6時起床です。
ここのゲストハウスのダイニングルーム
古い映画がお好きなようで、ポスターがたくさん
ここも他の所と同様、こんな感じでヨーグルトやシリアルなどが用意されています。
スモークサーモンと果物いただきました。
もうスコティッシュブレイクファーストは重すぎて食べられません。
外に出てみると雨が降ったようです。ネス湖にこれから向かうのに絶好のどんよりしたお天気です。
今日は寒くてヒートテック着用しました。
対岸はうっそうとした森で、何かが出そうな雰囲気です。
このあたりで一番ネッシーの目撃が多いそうなんです。
子供のころに読んだりテレビの怪しげな番組で知っていたあのネス湖に、まさか自分が来てるなんて、本当にびっくりです。
ネッシーいないかな~・・・いないか
まるでマチュピチュのように見えますね。
ほとんど崩れ落ちています。
空のどんより加減と崩れた城とネス湖。
いい感じです。
見学してから、中でスープいただきました。
スコットランドはスープがどこに行ってもおいしいです。
ここのお土産屋さんでばっちりお土産買いました。
ハリスツイードのバッグや手袋。気のせいか安かった。
お庭にはカメさんがいました。
コーダー城はマクベスの舞台となった城だそうです。
この城の近くのコーダー村がすごくかわいい村でした。写真は撮れなかったのですが、もしまた来れたらゆっくり散策したくなるような村でした。コーダー城への道はとてもお城があるとは思えないような、草原の中の田舎道で広々とした風景が広ってます。
ここのお庭はとても素敵でかわいらしいお庭でした。
お昼ご飯を食べるためにちょっとだけ中に入りました。
城の入口の跳ね橋のところです。
サンドイッチとスコーンとスープ。うまい。
さらにお庭を散策します。
いかにもお城っぽいですね。お城ですけど。
この丸い石、結構あちこちで見ましたが何でしょうね。
まさか昔のお金じゃないよね。
コーダー城を後にして、北へ向かいます。
ここはドーノッホ湾にかかる橋かな。
ドーノッホ湾を過ぎると景色が変わってきます。
人気のない原野が広がるのです。
ハイランドドライブは今回したかったことの一つでしたが、時間がないのと道に迷ったのとで結局あまりハイランドらしい景色には出会えませんでした。
それでも、どんどん北に向かって、
北海油田も越えてトイレ休憩のためGolspaiという海辺の小さな町に降り立ちました。
トイレを借りるためにコーヒーを買った小さなカフェに入った瞬間、そこにいた地元の老婦人たちにしげしごとこちらを見つめられました。東洋人というのをあまり見たことがないのかも。でもトイレの前の壁には寿司と書いた日本人形の絵がかけてありました。
なんか不思議。
その後、道を間違えて結局来た道に戻ってきてしまい、あまり車を停めることもなく突っ走りましたが、すごく美しい景色があり、停めて写真を撮りました。
フリーと湖というのですね。
美しいところでしたが、本当に自然のままで周りには何もなく人もいませんでした。
そんなところだらけです。まったく手つかずの自然が残っています。
その後もとにかく走りまくります。
あるのは羊のための柵だけです。
走りまくって6時半ごろ、やっとスカイ島への橋に近いところまで来ました。
近くのアイリーン・ドナン城に寄り道してみました。
これは夕方(この時点で時間的には夕方でしたが)日が落ちる頃がいいだろうと思い、後でまた来ることにしました。
干潮で干上がってます。
スカイ島に着きました。
本土のカイル・オブ・ロハルシュから橋を渡ってすぐのところにあるホテルです。
島の一番メインの町のポートリーというところに宿を取りたかったのですが、かなり早い時期に予約しようとしたにも関わらずとれませんでした。スカイ島は夏は人気の島です。
もし行くつもりの方は早めに予約したほうがいいと思います。
このマッキノン・カントリー・ホテルのロッジ、なんかがっかりな感じ。
まずはここの女主人と思われる人が怖すぎる。
とても冷たい感じで怖くて何も聞けなそうな感じ。
たぶん貴族とまではいかなくても。このあたりの領主かなんかだったのでは?と我々は勝手な想像。
部屋に入った瞬間かびくさくて、たぶんこの家のキルト模様が暗いチェックなので部屋も暗く感じました。ストーヴは線が切れてるし。(ただ強力な電気ストーヴがあったので大丈夫でしたが)
お風呂は広くて暖房もできましたが、大きな湯船にお湯をためると2人目はシャワーは水しか出ませんでした。
まあ。気を取り直して食事のため橋を渡って本土に行きます。
カイル・オブ・ロハルシュは鉄道の終着駅。
そこの駅の中にシーフードレストランがありました。
結構地元に人気のレストランのようで小さいけれどにぎわってました。
ボケぼけ写真で申し訳ない。
シーフードスープとシーフードプレート。みんな美味しかった!満足です。
宿からは車でないと来られないので、夫が飲めなくてかわいそうだった。ごめんね。運転手を2人にすると又値段が高くなるのです。
食事後、さっきのアイリーン・ドナン城に向かいます。
夕焼けの中のアイリーン・ドナン城。やっぱり夢のように美しかった~!!携帯でとってもこんなにきれいです。
スコットランドで一番美しい城というのもわかります。
宿に帰ると9時過ぎ。
きついスケジュールの一日でした。
食事にしろ、買い物にしろ宿の周りには何もないので、やっぱりポートリーが取れたらよかったのになあ。でも明日もまたここで1泊です。