実家の売却を決めました
売却が決まったというのではなく、不動産屋さんに売却を申込んだというお話しです。
父と母が大切にしていた家。
母が、最後の最後まで帰りたい帰りたいと言い続けた家。
去年父が亡くなり、帰る人もいなくなりました。
人が住まなくなって5年。
台所の水栓は壊れ、お風呂のお湯はでなくなり、冷蔵庫も冷えなくなり、2つあるトイレの1つは水が流れなくなり、3つある洗面所も1つは水が出なくなり、固定資産税以外にも、毎月の電気代が、誰も住んでいないのに14000 円もかかり、水道代も4000円以上です。
週に一度来てもらっている家政婦さん代も段々と負担になってきてしまい、ついに家の売却を決めました。
コロナで長く空けてしまいましたが、その間にも家の片付けは着実に続けてました。
母が亡くなったことで、家の片付けは一気に進みました。
物で埋め尽くされていたリビングやダイニングもかなりスッキリしました。
母や父の衣類の処分を始めました。
広い玄関に処分するものを貯めていきます。
どんどん運んできます。
前列に一列ふえました。
最終的にはここにはこれくらい
別の部屋にも集めました。
服以外の物もどんどん集めていきます。
玄関の下駄箱の中も集めていきます
最終的にはこの部屋にはこのくらい。
すごい量でした。
この時は後は家政婦さんに仕分けとゴミ出しをお願いして東京に帰りました。
次に来て片付けをしたのは父も亡くなり、母の3回忌と兄の7回忌の法要をした後です
今まで手を付けれなかった着物や古道具を業者さんを呼んで処分する事にしました。
とにかく山のようにある古い着物を全部箪笥から出して並べてみました。
その一方で不用品な処分品を別の部屋に集めていきます
すごい量です。
業者さんはバイセルに頼みました。
大変丁寧に、全ての着物を見てくれて、買い取れない理由とかも教わりました。
襟の裏側が、少しでもきばんでいたり、変色してたら、たとえ未着用でも買取はできないそうです。
何着あったかわからないほどの着物がありましたが、買取出来たのは15着ほど。
その写真を載せていきます。
これは大島紬かな
これは保証書もついた紬
新品
これは夏の絽のきもの
新品
以上です。高い物でも、一枚500円ほどでした。
ほとんどが300円ほど
勿体無いですね。あまりにひどいので2枚抜かしてもらいました。着ないとは思いますが、勿体なさすぎて。
本当にびっくりしました。着物の価値って。
同様進行で古道具屋さんも来てもらいました。
祖父の軍服など、悩みましたが、東京には持って帰れないし、欲しい方に貰ってもらう方がいいと思い、託しました。
全部で15箱ぐらいの品物。
家の隅々まで見てもらって買い取ってもらいました。
母が高いお金で買って大切にしていた物たち。
ご先祖様の遺品などなど、本当に心が傷みましたが、どうしようもない物たちです。
大きなバンいっぱいに積んで帰られました。
ざっくりとでしたが、15万円ほどの買取額でした。
掛け軸やら色んな装飾、みんな剥がされました
納戸の中も、長い時間潜って、何やらたくさんの掛け軸をもっていかれました
リビングの飾り棚の中からも何やら見つけ出して
押し入れの中もがらんとしました
引き取ってもらえなかった着物の山
この中からさらに何枚かは貰われていきましたが、ほとんどはゴミとなりました
そして、残ったものはもう、ゴミなんだと諦めがついて、一気に捨てていきます
ついに、この巨大な食器棚の中が、ほぼ空になりました
着物を捨てた事で、草履や下駄も処分
思い切ってどんどん捨てました。
中々手つかずだった物も、勢いでどんどん
写真や書類の処分は時間のかかる作業
一枚一枚確認してシュレッダーにかけていきました。無茶苦茶大変な作業です
この時はここまで
だいぶ進んだ感じがしましたが、まだまだです
ただ、次回もう一回古道具屋さんを呼んで、古道具屋さんによって買い取ってもらえるものが随分と違うことがわかりました
多分買取額も
少し早まったのかもしれません
どんどん捨てたことも
父の一周忌の後の片付けです
今回家を売却する事を決めてたので、全ての物を処分すると決めてました
前回引き取ってもらえなかった水屋ダンスが、あまりにも勿体無いので探した別の業者さんにきてもらったら、前の業者さんが引き取ってくれなかったものをたくさん買い取って貰えました
以下は買い取ったり、引き取ったりして貰えた物
この玄関にひいてあるペルシャ絨毯、何と、もとは70万くらいする物ですよ、といわれまして、5万なら買い取りますよ、と言われました。
前の業者さんには、すごくいい物だから、持って帰られた方が良いですよ、とは言われてましたが、買い取ってはもらえなかったのでびっくりしました
母と父が十分楽しんだと思い、買取りお願いしました
この業者さんに頼んだきっかけの水屋箪笥、ちゃんと買い取って貰えました
この小さなひらきの家具も
他にもたくさんたくさん、発掘して買い取って貰えました
しかも、処分に困る、こういう絨毯も
この茶箪笥も
こういう小さな敷物も
ここまでが買取品です。
全部で16万ほどでした
元の値段から言えばわずかなお金でしょうが、捨てる事を思えば、本当に助かりました
ただ、今回、中古家具の買取屋さんも頼んでいたのですが、完全に何の連絡もなく、すっぽかされました。
中古家具の買取は、次回頼みます。中古ピアノの買取も頼んでみます。
今回出てきた兄の
レコードは中古レコードやさんにもってきましたが、30枚ほどあっても300円ほどでした
自分で捨てるよりはマシなくらいです
後に残された、捨て難い人形やら大黒様やら
文久何年とかいう木箱から出てきた、たくさんの塗りのお椀たち
家政婦さんが何とか貰い手を探してくれるそうです
自分も結構持って帰りました
他にも小さな家具は知り合いに貰われて
結構良い家具がたくさんあるので
あまりに古すぎて処分するしかない物
電化製品で使える物も貰い手を探して
本当に処分するしかない食器たち
もう少しだけ残ってます
大量の座布団も捨てます
ここに写ってるのの5倍はあります
今回はここまで。
家の売却と、墓じまいも話しが進んでます
ついに先が見えてきた気がします